葉っぱ星人の花だより

華道・嵯峨御流のいけばなと出逢ったお花を中心にしたブログです。
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続、市比賣神社…

Image乱成体.jpg
昨日に続いて市比賣(いちひめ)神社のお花をアップします。
これは「瓶花」の乱成体です。『寒桜』『透かし百合』『桜小町(さくらこまち)』をいれています。『桜小町』は以前は『虫取撫子(むしとりなでしこ)』何て呼ばれていましたが、可愛い品種名で、この頃流通しています。白い桜に色を添えてくれています。
この青磁の壷はこちのお宮さんのですが、夏は涼やかな色が、冬はぼってりとした形状が気に入っています♪
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境内の菊の鉢

Image菊.jpg
薫り豊かな景色です(^O^)
右側の建物にお花をいけさせて戴いています。
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市比賣神社(いちひめじんじゃ)へ…

Image体流し.jpg
今日は久しぶりに市比賣(いちひめ)神社に伺いました。境内には、菊の鉢が一杯飾ってあり、とても雅びな空間でした。
今回は『寒桜(十月桜)』のお生花を、床の間にいれました。別曲の「体流し」を先輩のスケッチを参考に、勉強です。
先輩方は、どの方も大変スケッチが素晴らしく、いかに一生懸命お花を眺められていたかの伝わるノートなのです。そんな貴重なものを、惜し気もなく見せて下さる…沢山のいけ方のポイントなどの書き込みをなぞりながら、ひたすら天才の先生とそのお花を愛された多くの先輩に感謝しつつ…
『寒桜』は挿け花では、秋の大切な花材の一つです。初雪がちらちらと舞うように、開花を用いると良いのだと、親先生に教えて頂きました。この時期の桜は、折れ易い物が有りますので、鋏をいれてためる場合、気を遣いました。

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『酔芙蓉』に思う


先月号の「きょうごく」に記事を書いた『酔芙蓉』・・・
朝は白い花が昼にはピンクに、そして夕方にはお酒を飲んで赤くなったようになる楽しいお花なのですが・・・
観察に良い木が、相国寺や本満寺以外にも、近所のマンションにあるのですが、見ごろの今頃に、莟一つ残さずに剪定されてしまいました。(ショック!!)
花時にわざわざ切らなくても・・・!と憤る私に、植木屋の主人は一年に一回しか手入れされない所では、良くある事、と・・・
でもつまらないですよね。よその木とは言え、そこを通るたびにわくわくしていましたのに・・・本当にがっかりです。
そういえば、黄葉に変わる前に刈り取られる『銀杏(いちょう)』とかも、落葉して掃除が大変とかで、早めに伐られるそうで・・・
何か大切なものを、人は失ってしまってる気もしたり・・・寂しいですね。
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深山の景を…

Image深山.jpg
今日は深山の景の想い花を…
今度の課題の一つ、景色挿けの想い花の練習です。花材は『伊吹杉(いぶきすぎ)』『寒桜』『躑躅(つつじ)』『小菊』です。
岩石をくり抜いて作られている、アメリカのお土産の花器にいれて、山奥のひっそり佇む樹木に思いを寄せ…、寒桜に初雪の到来をイメージしました。
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