続、市比賣神社…
昨日に続いて市比賣(いちひめ)神社のお花をアップします。
これは「瓶花」の乱成体です。『寒桜』『透かし百合』『桜小町(さくらこまち)』をいれています。『桜小町』は以前は『虫取撫子(むしとりなでしこ)』何て呼ばれていましたが、可愛い品種名で、この頃流通しています。白い桜に色を添えてくれています。
この青磁の壷はこちのお宮さんのですが、夏は涼やかな色が、冬はぼってりとした形状が気に入っています♪
今日は久しぶりに市比賣(いちひめ)神社に伺いました。境内には、菊の鉢が一杯飾ってあり、とても雅びな空間でした。
今回は『寒桜(十月桜)』のお生花を、床の間にいれました。別曲の「体流し」を先輩のスケッチを参考に、勉強です。
先輩方は、どの方も大変スケッチが素晴らしく、いかに一生懸命お花を眺められていたかの伝わるノートなのです。そんな貴重なものを、惜し気もなく見せて下さる…沢山のいけ方のポイントなどの書き込みをなぞりながら、ひたすら天才の先生とそのお花を愛された多くの先輩に感謝しつつ…
『寒桜』は挿け花では、秋の大切な花材の一つです。初雪がちらちらと舞うように、開花を用いると良いのだと、親先生に教えて頂きました。この時期の桜は、折れ易い物が有りますので、鋏をいれてためる場合、気を遣いました。