挿け直し…
2009年も半分終わる、水無月の祓(みなづきのはらい)の日…
梅雨らしいじめじめした一日でした。残念ながら、今年は茅の輪(ちのわ)を潜れませんでした。
でも、水無月のお菓子はお稽古の折に、社中と口にする事が出来ました♪宮中の氷室の氷をかたどったとされる生菓子です。京都では6月30日に食べて、暑気祓いをします。
さて、アップしたのは昨日のお花を挿け直したものです。
『紫陽花』『デルフィニウム』そして『水蝋樹(イボタ)』を取り合わせた、三才格の応用作品です。
お生花では出生(しゅっしょう)が大切で、例えばどんな風に生えているかに基づいて、木物を高く草物を引くいれたりするのですが、応用作品ではあまりこだわらず、花材の姿や色彩等を大切にして挿けます。
ですから今回は、『紫陽花』や『デルフィニウム』を高く、『水蝋樹』を低くいれています。
花器はぽんぽんの脚の部分を取り、シンプルに扱いました。
明日から7月!!
京都はひと月、祇園祭(ぎおんまつり)一色になります。