葉っぱ星人の花だより

華道・嵯峨御流のいけばなと出逢ったお花を中心にしたブログです。
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高秋清興

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今日は大覚寺での研究会!
文人華の勉強をしました。
自分の花はともかく、先生方の参考花は素敵でした。
私は「百事如意(ひゃくじにょい)」が当たったのですが、『柿』『百合根』そして『椎茸』…(T_T)本当は『霊芝(れいし)』をいれるのですが、高価ですからね、研究花材には無理です)』…
家には拾って来た『いが栗』がありましたので、雅題(文人華に付けるタイトル)を「高秋清興(こうしゅうせいきょう)」にチャレンジしました。
こちらも参考花には松茸が入っていたのですが…
山里の実り多い秋の爽やかな気と静けさをいけるお花です。
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お月見のお花・・・でまち家ヴァージョン

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今日は朝から主人と滋賀県に・・・
施主さんの植栽のアドバイスのお手伝い、兼、植木市場(?)の見学です。
世の中には、まだまだ知らない木が山盛りあるなぁ・・・としみじみくもり
触ってみたいっ!嬉しい挿けてみたいっ!ときめきどきどきする木ものと出会えて、楽しい時間でした。(仕事を忘れそうなくらいっ・・・冷や汗

お昼に帰宅しましたが、早起きと夜更かしで眠い・・・ピピピ
眠い時には、嫌なことは後回しにして、楽しい事をるんるん
・・・と、でまち家さんとYAOMONさんに、お月見のお花をいけに行きました。
アップしたのは、でまち家さんの床の間のお花です。
アンティークの月花器は、小ぶりでとても可愛くて、ひと目惚れして購入したものです。
(今回、お初です)
昨日の『秋明菊』の残った花を生かして、いけてみました。
大振りの壺には『猿猴杉』『竜胆(りんどう)』『小菊』『芒(すすき)』をいれました。
名月の日の日に、学生さん達が私の月も愛でて下さると嬉しいのですが・・・楽しい
いけこみ | comments(0) | trackbacks(0)

葉蘭の挿け交ぜ

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あまりにも花屋さんの『秋明菊(しゅうめいぎく)』が綺麗で、衝動買いをしてしまいました。
素直にそのままいけても良いのですが、『葉蘭』と挿け交ぜ(いけまぜ)にチャレンジしてみました。
軸がしっかりしていて、扱い易いのですが、果たして明日も元気でいてくれるのでしょうか?
そう…『秋明菊』は水が下がりやすいのです(T_T)
いけ始める前に、しっかり足元をライターで炭になるまで焼いて、深水に付けて、頑張ってね…と念力を込めて!!

貴船には昔、この花が自生して沢山咲いていたとか…
別名が『貴船菊』なのは、そこからです。
自生していたのはピンクの八重咲きの種でしたので、白い花を『秋明菊』ピンクを『貴船菊』と貴船の方は呼ばれるとか…??(本に載っていましたが、現地調査した訳ではないf^_^;)



いけるのなら、私は白い一重咲きの花がすっきりしていて、好きですラブお庭にあるのなら、ピンクのもシックで素適です。ハート大小
写真は嵯峨野の植木屋さんの玄関先で撮らせていただきました。
京都に似合うお花です。楽しい
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赤い光

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金曜日の嵯峨野は、真っ赤な光に輝いていました。
『彼岸花』って、どうしてこんなにインパクトがあるのでしょう?
群生するから?花の姿が変わっているから?花の時期に葉が出ていないから?いろいろな言い伝えがあるから?
・・・などなど想いつつ、そのすべてが独創的で、野の花なのにはかなさより強さ(生命力)を感じるところがステキときめき
その上この秋と言う季節にふさわしい、しっとりした赤!!憂いを含んだ深い赤!!
本当に自然は素晴らしいです。拍手



昨日の新聞に、「風景」の語源は「風」と「光」だというコラムが載っていました。
「景色」の「景」が「光」なら「景色」は「光の色」!!
まさに、先日の嵯峨野はそんな感じがしましたよおてんき
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ひそやかな銀の風

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昨日アップした『金木犀(きんもくせい)』の近所にひっそり立っていた『銀木犀(ぎんもくせい)』です。
『金木犀』ほど華やかな香りはありませんが、顔を近付けるとすっきりしたわずかな香を楽しめます。
この大人しい木を、あえて好んで庭に植えられる方の感性が好きっ!!
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