いけばなインターナショナル大阪支部のデモンストレーション
JUGEMテーマ:花のある暮らし
今日はいけばなインターナショナルの大阪のデモンストレーションを拝見に、ホテルニューオータニへ行って来ました。
デモンストレーターは嵯峨御流の華務長、辻井ミカ先生です。
会場に入ると、いきなり「荘厳華(しょうごんか)」の大作が!
迫力のお迎え花です。
先生の『五葉松』への深い思い入れ(命の輝き!!)が感じられる素晴らしい作品でした。
『松』の次は『竹』の作品でした。
こちらは中国のお祝いの「爆竹」をイメージされて挿花されました。
主材は『カナリー椰子(やし)』の新芽と花です。
『竹』の次は『梅』でした。
こちらは「十二律管」です。
『胡蝶蘭』を添え、梅林の中に漂う香りを表現されたそうです。
『梅』の向こうに、月がほんのり見えるような、ロマンティックな作品でした。
その次には、沖縄の『寒緋桜(かんひさくら)』と『椿』『菜の花』を合わせた作品
と水盤に「野辺の景」を...
いけながら先生が沖縄のお話をされましたので、
私は派遣で伺った時のことを懐かしく思い出しました。
八重山の赤い『桜』!!
大きな『ヘゴ薇(ぜんまい)』
温かいねーねー♥
先生の作品に、沢山の物語があふれているようでした。
10メートルのステージ一杯に雪景色を表現され、
最後に「そわか」で「不二の花」をいけられました。
ぴったり一時間のデモンストレーションは、
息をのむような華麗で独自性にあふれ、
辻井ミカ先生の暖かい「花の心」を教えられた素晴らしい世界でした。
おまけに、先生の作品に合わせたかのような
美しいホテルニューオータニのお料理も♥でした。
目も心もお腹も幸せ一杯になった一日でした。