先生のご命日
JUGEMテーマ:花のある暮らし
今日は私の親先生の井上千洲先生のご命日です。
何年たっても、先生との思い出は薄れることはありません。
お花を続けているから
かえって、強く思う事が多い位...
花をいけるという事だけでなく、
勉強も、
教えることも、
何でも先生に教えていただいたことだから...
お花のスゴく好きな子...と、
私を紹介してくださった先生。
先生あのね、
今はお花だけでなく、
人も好きになりました!
...って、報告したい。
先生が亡くなった年、
嵯峨美大の助手をしていた私。
先生、びっくりでしょ?
今は私が授業を担当しているの!!
人前でいけるなんて、
とんでもないって私だったのに...
生徒さんにはお花の包み方から教えています。
私も先生に包んで頂いたから...
ちょっと生徒には甘いところも、
先生譲りかも...
でも可愛がられたって想い出は、
一生ものって知っているから...
風鈴がどちらの方向から風が吹いても、
同じ音で鳴るように、
好き嫌いなく、
どの生徒さんに同じように接しなさいと、
いけばな教室をはじめる時に
下さったお言葉が、今も私の一番支柱です。
晩年の先生がどうしても覚えられない...
と、嘆いておられた
『アルストロメリア』が咲きました。
今日も先生に教えて頂いた花を、
花の心を、
自宅の教室で、
社中さんたちに伝えていましたよ。