リッツ・カールトンの地下に秋の景色
JUGEMテーマ:花のある暮らし
今日は、リッツ・カールトンを舞台に、
龍村さんの帯と嵯峨御流のいけばなを展示する企画の
いけこみをしました。
担当は、京都地区の司所長と主任教授、教授です。
副華務長の垣花先生と企画推進室長の服部先生のご指導の元、
大作の御所車もいけられました。
(私も自分の担当が早く終わったので、
少し参加させていただけました)
私はアプローチの伝承華の担当で、
「野辺の景」を2人でいけました。
他、「生花の五管」と「荘厳華(しょうごんか)」が、
それぞれお二人の先生でいけられました。
その後ろでは、大覚寺の職員さんが、
パネル張りに勤しんでおられました。
「2ミリ下がってる!」とか、
きっちりしたメンバーが揃っていているようで、
何度も測って、綺麗に並べられていました。
今回も裏方さんのお仕事を沢山していただいて、
おかげで気持ち良くいけることができました。
お花屋さんもそう...
仕入れして直ぐの、新鮮なお花を届けていただいて、
植物の瑞々しい気を受けながらいけるのは、
本当に楽しい時間でした。
金屏風の前なので、光琳の秋草図も意識して、
『芒(すすき)』をたっぷり20本も使っています。
他、『女郎花(おみなえし)』『竜胆(りんどう)』『鶏頭(けいとう)』
『吾亦紅(われもこう)』『撫子(なでしこ)』『日陰蔓(ひかげかずら)』
を合わせています。
後は『芒』の葉が巻かないでくれると良いのですが...
それだけが心配です。
明日は夕方からメンテナンスのお当番に伺います。