be京都こどもいけばな教室&芳友会 合同社中展「春の光」 12
JUGEMテーマ:花のある暮らし
be京都での社中展の作品紹介。
最後は、再び子供教室の生徒さんの作品です。
↑はMちゃん。
頭の大きな『ガーベラ』や、茎の細い『アスター』など、
いけるのがちょっと難しいお花を選ばれましたが、
色合わせはバッチリ!
『猫柳』を伸びやかに、楽しんでいけてくれました。
次は↑Rちゃんの作品です。
『着色の霞草(かすみそう)』を『梅』に見立てていけられたそう!!
春爛漫をイメージされたようで、
色合わせもよくよく考えて、お花をチョイス。
今回はお当番も、すごく頑張って下さって、
うちの社中さん達が「すごいっ!」って、感心していました。
小さい子だから無理...というのは、本当に失礼で、
小さい子にきちんと教えることが出来ないから無理になることが多いのだと、
今回実感、今までを反省する事ばかりでした。
大人が子供目線でしっかり伝えれば、
子供の可能性は無限に広がり、
凄いパワーで、応えてくれるということを知りました。
↑はOちゃん。
私が密かにアーティストOちゃんと呼んでいる子です。
一輪一輪にこだわりがあって、お花選びも器の置き方も
表情があって素晴らしい♪
どうしてもこの向き、ここに留めたいという気持ちがあるので、
一生懸命七宝(花留)への留め方も工夫するし...
それでも、どうしても出来ない向きに、
私が留めてみせると、
目を真ん丸にして、花留を覗き込む!
自分で真似をしてみる!
ほんと、子供教室の指導は嬉しいことばかりです。
最後はAちゃんです。
私の子供教室の最年長さんです。
他の方は親子で教室に来られますが、
Aちゃんはいつも一人できっちりされています。
今回は他のお稽古事の関係で、華展当日のいけこみとなりましたが、
一番最初に習った「右盛体」を唯一いれてくれました。
『八重咲きのチューリップ』は葉がだれて、使いにくかったのですが、
代わりに『ドラセナ』を添えられて、上手にまとめました。
子供教室は1年ごとの教室なので、
来年度は何人受講してくださるか、まだ未定なのですが、
(私の都合で、日程も決まっていないし...)
この華展の作品が、子供達の心に残ってくれると良いなーと、願っています。
自分で選んだ器は記念にお持ち帰り!!
こんなことが出来るのも、多くの方より器をご寄付頂いたから...!
何事も人!!
ご縁があって応援してくださる方々のお心に、心から感謝した社中展でした。